非G級タイトルの中で最高傑作と断言出来るモンスターハンター
MH2からほぼ毎作購入している者です。
評価点と不満点を列挙していきます。
人の性質上なのか高評価しているプレイヤーのレビュー文が少ないため、2025年11月末現在リアルタイムでプレイしている者のストーリークリア後についての意見を記載します。
評価としては★5ですが、実際には★4.5ぐらいです。(参考までに前作SB、前々作IBはアプデ完了した現在の評価でそれぞれ★4.7、★4.9と考えています。)
※比較の都合上過去作の批判が含まれる箇所があります。
■評価点
▶モンスターハンターに求められるアクションゲームとしては主観的だがIB、SB含め過去一に面白い。
(今作の評価ポイントはこれが大きいが、ACTにおいて最も重要な要素であるため比重が重くなるのは当然と考える。)
集中モードにより過去作では回避などを挟まないとできなかった精緻な攻撃が連続的に可能になり、相殺・鍔迫り合いの爽快感は他に変え難いものがある。
SE、エフェクトも進化しており切ってる感、叩いてる感はより増しており没入感を得られる。
武器の速さも一部改善を願いたい武器種はあるものの、IBほど敵モンスター比でもっさりしておらず、RSBほどいたずらにスピーディではない絶妙な感じがモンハンとして求めているアクションを実現できている。
武器調整は同作品内ではまず行われなかった新規モーションの追加や、高頻度の調整により、全武器種100回以上使用済みの上で述べると武器間のバランスは過去一。
特に、過去作では揶揄されがちだった「ガンナーゲー」から脱却できたことは大きく、周回時の作業感が薄く感じる。
武器調整内容はナーフも含まれていたため私含めプレイヤーの不評を買っていたが、前回の武器調整時に今後はそのような方向での調整はしないと捉えられる開発の発表があったため、一安心といったところか。
モンスターも前作SB同様いやらしい動きをしてくるモンスターもほぼおらず、かつエンドコンテンツとされる星9の歴戦モンスターは歯ごたえがあるため、無印ワールドの歴戦個体の貧弱さや無印ライズの露骨に忖度を感じる動きのような違和感は少ない。
フックスリンガーもワールドのスリンガーと比べて射程、操作感が増し戦闘、探索に非常に便利になっている。(水中での射程の短さは改善を待ちたいところ)
▶PS版においては、Steam版での不評を支える動作の不安定性はほぼ起こりえない。まれにフィールドを移動するまでBGMが消えてしまう程度。
▶以下の点によりハンターの見た目が大幅に向上し、モチベーションの一助になっている。
・そもそもハンター自体の顔面、スタイルが大幅向上している
・ワールドでは高グラフィックになった一方でいくつかの武器が基礎パーツにモンスターの素材を接合したような没個性なものになってしまっていたが、今作ではそのようなものはないため、光に艷めく武器を堪能できる。特に、ワールドに出ていなかったタマミツネ武器、レギオス武器はライズ、SBのそれとは段違いでかっこよくなっている。
・防具の重ね着は発売時から、武器の重ね着もごく早い段階で実装されたため、好きな見た目で楽しめる。
・女装備を男が着用できる(その逆も然り)ため、ビジュアルのバリエーションが多い。特に、男性装備はいかつく女性装備は露出があるという設計思想による細かな不満を解消できたのは大きいのでは。
▶夏のコンテンツ追加によりボリューム面は発売当時と比べ改善しており、アーティア武器作成、装飾品集め、鎧玉集め、重ね着、★9クエストのランダムお守りと非G級作品としては十分以上だと考えられる。
▶不満点でこの点批評してはいるが、ライズであったガルクかわりのセクレト(なお、初期と比べ慣性、呼出時の速度などの動きが改善され、被弾時のセクレト呼びによる退避が実用的になっていることは付記しておく)や盟勇かわりのサポートハンター、緩衝スキル、モンスター素材を強化素材へ変換できるシステム、ワールドにあった凝ったコラボやモチベーションを高める祭り、イベント感のある装備を手に入れられるイベクエなど、過去作品の評価要素も確かに受け継がれている。
■不満点
▶アップデート時にテストプレイをしていないようなくだらない不具合がすぐに見つかることが多い。
基本即座に修正は入るのだが、げんなりさせられることがある。
▶アクション以外の「ワイルズ」オリジナルの要素が面白さに寄与しているとは思いにくい。
リアルタイムでの環境変化、モンスターによるサブキャンプの破壊(現在は撤廃済み)、拠点滞在時の他拠点モンスターの状態管理によるゲームの重さ、妙にリアリスティックになった釣りが例として挙げられる。
▶武器、防具のグラフィックは良いのだが、環境変化含めフィールドが全体的に薄暗いため、景観がよろしくない場合が多い。
良いと感じられたのは豊穣期および砂嵐の隔ての砂原、豊穣期の緋の森、吹雪の氷霧の断崖ぐらいか。
▶前作SB、前々作IBをプレイしたプレイヤーからすると、ここはこうすべきだったのではと感じられる要素が多々ある。
例を挙げると、
・IBでは盾強化時であれば簡単に可能だった斧強化が小タル自爆を除き敵の状態依存でしか発動できない。
・ライズと異なりイベントクエストが時限的(開発より今後常設を検討する旨の発表あり)。
・私怨も入るが、シリーズ一の作業感と狩り以外での不快感を与えた悪名高いSBの傀異錬成に近いレベルのアーティア武器生成・復元のUI。
要は、過去作の良店、反省点が反映されていないと感じることが多い。